
「投資は怖いもの」とか「お金の話はタブー」、「お金の使い過ぎはよくない」なんて思ってはいませんか?
この認識を持ったままだと、ビクビクしながら投資をしたり、逆に大勝負に出てしまったりして、結局投資が上手く行かないケースが多いです。
大切なのは、「そもそもお金とは何か」をしっかり理解すること。
お金が何かを理解することで、お金をもらうことも払うことも気持ちよくなっていって、どんどん豊かになっていくことができるんです♡
お金のマインド系の本やセミナーではお金の本質が捉えられない
お金のマインドに関して、たくさん本が出版されていたりセミナーが開催されたりしていますよね。
「お金に愛されるマインド」「お金を引き寄せる法則」などのキャッチコピーに惹かれて、私も本を読み漁ったりお金を払ってセミナーに参加したりしました。
そこでよく言われるのが
- お金は悪いものではありません
- お金を好きになりましょう
- 妥協してものを買わない
- お金は使ったら返ってくる
などなど。
お金大好きー♡と思っている人のところにお金が来る。
だからお金を使うことを悪いことと思うのはNG。
みたいな話になるんですよね。
別にこれ、間違っているとは思いませんが…
「お金を使うのはいいことなんです!」と言われたところで、「なんで??」と疑問に思ってしまい、素直に実践できなくないですか?笑

お金のマインド系の本やセミナーって、こんな風に表面上の手段の話がメインで、根本的な理由については「そういうものなんです♡」みたいな感じでしっかり説明されないことがほとんど。
だから、なんだかもやもやしたままとりあえず手段だけを実践してしまい、結局上手くいかなくなるんです。
大切なのは、「お金とは何か」という本質を知ること。
ここが納得できないと、いくら本を読んだりセミナーに参加したりしても、いつまでも上手くいかないままになってしまいます。
お金の本質:お金はあくまで「引換券」
お金が一体なにかと言うと、価値の交換ツールです。
お金自体に価値があるわけではなく、引き換えて初めて真価を発揮する、いわば引換券です。
その昔、お金がなかった時代は、人は物々交換をしていました。
しかし、物々交換だと生モノが腐ってしまうから保存しておけないとか、欲しいものが合致しなくて交換相手が見つからないとか、色々不便ですよね。
そこで登場したのが、お金です。
自分の持っているものと同じ価値のお金をもらい、欲しいものと同じ価値のお金を払う。
こうして、今のお金の概念が誕生しました。
お金の本質:お金は進研ゼミと同じ
このように、お金はあくまで何かと交換する「引換券」でしかありません。
この引換券は、価値が一致していれば何にでも交換できます。
そこで大切になってくるのが、「自分は何と交換すべきなのか」ということです。
子供の頃、進研ゼミをやられていた方はわかると思うのですが、赤ペン先生に課題を提出すると「かんばりシール」という点数シールがもらえて、集めた点数に応じて好きな商品と交換できましたよね。
少ない枚数だと文房具と交換できて、ちょっと貯めるとポーチとか時計とか少し高級なものがもらえて、当時で1番難易度の高い交換先が、たしか天体望遠鏡。
赤ペン先生に課題を提出して引換券を集めて、商品と交換する。
これとお金をもらってお金を使うことは、同じことです。
大切なことはお金を集めることではなく「何と引き換えるか」
私はこの「お金は引換券」という概念を知ってからは、明らかにお金の使い方が変わりました。
「安いー!♡」と衝動買いしていたお洋服は、「この服は自分を素敵に見せてくれるかな」という基準で選ぶように。
どこかへ行くときは「節約!」と思って交通費が安くなるルートを選んでいましたが、交通費が高くても座って本が読めるように空いている電車を選んだり、移動時間が短くて自分の時間が増えたりするルートを選ぶように。
行きたくない飲み会は、引換券と時間を使うのがものすごく無駄に思えてきて、嫌な予定を罪悪感なく断れるようになりました。
こんな日々のお金の使い方の変化が積み重なり、以前よりお金と時間と心にゆとりができました。
何より、嫌な予定は全部断っているので、イライラすることが圧倒的に減ったんですよね。
こんな風に引き換え先を見極めることで自由に使えるお金が増えたので、お部屋の家具やフローリングを総入れ替え。
しまいには、ずっと憧れていた一人暮らしも始めました。実家から徒歩10分の場所で。笑
気分も上がるしゆっくりもできるし作業も捗るお部屋に生まれ変わり、カフェへの寄り道も減ってさらに使えるお金が増えました。
なんかもう、どんどん良い方向に進んでいくスパイラルが出来てしまって、お金の捉え方を変えるだけでこんなに変わるものなのか、と驚いています。
同じ引き換え券の枚数でも交換先はたくさんあるし、どれが自分にとって必要なものかは人によって変わってきます。
そして、引換券は使わないと、引換券自体には何の価値もありません。
大切なのは、引換券を持っている枚数しか交換できないから、何と引き換えるかが自分にとって幸せか、ということです。
まとめ:お金は何かに引き換えてこそ価値を発揮する!
お金は何かと交換するための引換券、と意識すると、
- 普段何気なく買っていたコンビニスイーツや
- 断れなくて仕方なく参加していた飲み会
- 衝動買いしたお洋服
など、本当に引換券を使って交換する必要があったのかな、と疑問に思ってきませんか?
これが、よくお金のマインド本やセミナーで言われている「妥協してものを買わない」の正体です。
「安いから…と選ぶのはダメなんだ!」「妥協してお金を使っちゃダメなんだ!」と我慢するのではなく、「お金は引換券」と考えることで、自分が幸せになる選択が自然とできるようになります。
まずは今日からお金を払う時に「このお金の交換は、自分にとってどんな価値があるのかな?」ということを考えてみてくださいね♡
その意識の変化だけで、お金の使い途がグッと変わります!