まえ
この記事では、投資初心者で米国株にチャレンジしてみたい!という方にとって、オススメの証券口座はどれなのか?という目線で、SBI、楽天、マネックスの3社を比較していきます!
私も使っているよ!
高配当や成長性が魅力的な米国株。
投資してみたいな~と思った時に必要になるのは、やっぱり証券口座です。
おそらく、今お持ちの証券口座に簡単な手続きをすれば、すぐに米国株を買うことができるようになります。
が。
米国株の投資は、日本株以上に証券会社の相性が影響してきます!!
この記事では、投資初心者アラサー女子が米国株を始めるには、どの証券口座がオススメかについて、紹介していきます。
結論。米国株はSBI証券がおすすめ
米国株のおすすめ口座としてよく挙げられる証券会社は、3つあります。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
よくオススメされているのはマネックス証券なのですが…投資初心者女子は絶対!!!SBI証券がいいです。
SBI証券は、2019年秋ごろまでは、マネックスや楽天に比べて米国株取引の条件が悪いものが多く、正直1番使えない証券会社でした…笑
だけど、2019年秋に改定があり、今やマネックスと楽天に引けを取らない条件に!
そして、適度にシンプル&入金手数料が最安なので、投資初心者のアラサー女子にはSBI証券が1番おすすめなんです♡
SBI証券ならほぼ1日中米国株の注文ができる!
1つ目の理由は、取引時間の差。
楽天証券は、米国株の注文ができるのは、日本時間で15時~翌日6時まで。
対してSBI証券は、日本時間で朝10時半~翌日6時まで。(19時~19時半の30分だけは注文停止。)
マネックス証券は、24時間OKです。
SBI証券 | 朝10時半~翌日6時(19時~19時半の30分は注文停止) |
楽天証券 | 15時~翌日6時 |
マネックス証券 | 24時間 |
私はお昼休みに発注を入れておくことが多いので、楽天証券だと「株を買おう!」と思ったタイミングで注文が入れられず、そのまま発注し忘れてまう…ということがよくありました。
注文時間で比較するなら、マネックスもありですが…なぜマネックスをおすすめしないかは、また後ほど。
SBI証券の方が為替手数料が安い!
米国株をドルで買う場合、最初に今持っている円をドルに両替する必要があります。
ドル購入の場合は、銀行で円→ドルへ両替して、両替したドルを使って証券会社で米国株を買います。
やってみると意外と簡単ですよ!
詳しい米国株のドル購入(外貨決済)方法は、「SBI証券での米国株の買い方」で紹介しています▼
https://toushiol.com/sbi-us-buy/
この両替手数料(=為替手数料=スプレッド)が、SBI証券が安いんです♡
まあ、実際の取引で計算すると数十円の差なんですけどw
為替手数料は、1ドルあたり、SBI証券4銭(0.04円)、楽天証券は25銭(0.25円)です。
1ドル=100円で5万円をドルに両替する場合、約500ドルになるので、SBIだと約20円、楽天だと約125円の為替手数料がかかる計算です。
マネックス証券は、2020年4月までは買付時の手数料は無料。
4月に見直しが入り、このまま無料が続くかもしれないし、改定されるかもしれないし、という状況です。
スプレッド(買付時) | 5万円の為替手数料(1ドル=100円) | |
SBI証券 | 4銭(0.04円) | 20円 |
楽天証券 | 25銭(0.25円) | 125円 |
マネックス証券 | 0円 | 0円 |
5万円両替時の為替手数料の差は、缶コーヒー1本分くらいの差ではありますが、抑えられる手数料は抑えておきたい!
それに、取引額が大きくなればその分手数料も増えるので、予めできるだけ低い手数料である方が安心です。
手数料の観点からも、SBIに軍配が上がりますね♡
裏ワザについては、下記記事で紹介しています♡
https://toushiol.com/sbi-us-buy/
注文時間も24時間だし、SBIよりマネックスの方がよさそうに見えるんだけど…
でも、圧倒的にSBIが勝っているポイントがあるの!
上級者はマネックス証券もあり!だけどアラサー女子はやっぱりSBI証券の方がおすすめ!
SBI、楽天、マネックスについて比較してきましたが、正直SBIよりマネックス証券の方が取引条件がよさそうですよね。
マネックス証券は、取り扱い銘柄と注文方法は、SBI証券と楽天証券より圧倒的に優れています。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
扱銘柄数 | 1,850銘柄 | 2,665銘柄 | 3,253銘柄 |
注文方法 | 成行、指値、逆指値 | 成行、指値 | 成行、指値、逆指値(成行)、逆指値(指値)、トレールストップ、トレールストップ% |
注文期間 | 90日 | 90日 | 90日 |
注文可能時間 | 朝10時半~翌日6時(19時~19時半の30分は注文停止) | 15時~翌日6時 | 24時間 |
注文上限 | 25万株 | 25万株 | 特になし |
為替手数料 | 25銭 | 25銭 | 25銭 |
取引手数料 | 約定代金の0.45% | 約定代金の0.45% | 約定代金の0.45% |
米ドルの入金 | 住信SBIネット銀行を使うと無料 | SMBC信託銀行と三井住友銀行が利用可能。SMBC信託銀行は事前登録で、手数料が4,000円→1,000円に。 | 1万米ドル以上でマネックス指定のみずほ銀行へ送金。手数料5,000円。 |
それでもSBI証券をオススメする理由は3つです。
今後、SBIが手数料最安値になる可能性があるから
マネックス証券は米ドルの入金手数料が高いです。
米国株を購入するときに必要なお金を用意する方法は、2つ。
- 証券口座に円を入金して両替する(スプレッドが発生)
- 証券口座に直接ドルを入金する
①の円を入金して両替する場合、現時点ではマネックス証券は手数料無料です。
しかし、直近だと4月に見直しが予定されており、手数料が無料でなくなる可能性もあります。
そうなるとおそらく、SBI証券のスプレッド4銭が最安になります。
②の証券口座へ直接ドルを入金する場合、マネックスの手数料はなんと5,000円!
楽天証券も最低でも1,000円かかります。
だけど、SBI証券なら無料です♡
口座が増えると管理が大変だから
マネックス証券は米国株の取引には優れていますが、日本株や投資信託に関してはSBI証券に分があります。
特におすすめなのが、SBI証券のiDeCo。
SBI証券はiDeCoのラインナップが楽天証券より豊富で、私もSBI証券で積立て投資しています。
SBI証券は、Tポイントを使ったポイント投資をすることもできます。
また、SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させることでかなり使い勝手が良くなり、振込手数料が無料になったり、目的別に口座を分けたりすることができますよ。
住信SBIネット銀行は、ポイントサイトやモニター報酬の振込先としても指定できることが多いので、そのお金をそのままSBI証券の投資に回すこともできます。
私もメインバンクは住信SBIネット銀行です。
もしマネックス証券の口座を使うなら、マネックスの口座は米国株専用になりやすいです。
しかし、SBI証券なら汎用性が高く他にも使い途があるので、保有する口座を集約しやすくなります。
口座がたくさんあると保有銘柄や資金の管理が大変!
まとめられるものはまとめておいた方が、後々楽になります。
マネックス証券は機能が豊富で初心者にはわかりづらいから
マネックス証券は米国株の注文方法が豊富で、上級者向き。
逆指値(成行/指値)、トレールストップのような、聞き慣れない注文方法を使うことができます。
今後がっつり米国株へ投資して行くなら、マネックス証券の口座もあり。
だけど、ちょっとやってみたいな…くらいの気持ちだったら、必要最低限の機能に抑えられたSBI証券の方が、シンプルでわかりやすいです。
マネックス証券は、たしかに取り扱い銘柄数は豊富だし、注文方法も多様で機能的には優れています。
でも、それを投資初心者~中級者が使うのか、と言われると否。
今後、がっつり米国株投資をしていきたい!という方はマネックスを選択肢に入れるのもアリですが、そうでないならSBI証券を選んでおく方が無難ですよ。
投資初心者が米国株を始めるなら、SBI証券で口座を開設しよう!
では、おさらいです!
[cat_fusen02 title=”SBI証券のメリット”]
- 注文可能時間が長い
- 手数料が安い
- シンプルで分かりやすい
- 米国株以外でも使える
[/cat_fusen02]
以上の理由から、投資初心者さんはSBI証券で米国株を始めましょう!
SBI証券での米国株投資の始め方(入金~発注)は「SBI証券での米国株の買い方」で紹介しています▼
https://toushiol.com/sbi-us-buy/
米国株の勉強には、バフェット太郎さんの「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」がオススメです▼